(1日1問解説 6日目。)
過去問は、各地区の国立大学法人のウェブサイトにて公開されています。
下記のページ内に過去問へのリンクを貼っているのでご活用ください。
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大問6(【No. 6】)は「情報検索行動」に関する問題です。
「情報検索」とは、「図書館情報学用語辞典 第5版」を引くと、以下のように書かれています。
あらかじめ組織化して大量に蓄積されている情報の集合から,ある特定の情報要求を満たす情報の集合を抽出すること.主にコンピュータの検索システムを用いる場合に使われる言葉である.
この問題について解説します。
(1)再現率と精度の計算
まず、与えられた情報を整理します:
- データベース全体の適合レコード数:90件
- 検索語「A」での検索結果:20件中10件が適合
- 検索語「A + B」での検索結果:100件中80件が適合
(ア)初回の検索(検索語「A」での検索)の再現率
再現率 = (検索された適合レコード数) / (データベース全体の適合レコード数)
= 10 / 90 = 0.111… ≈ 11.1%
よって、(ア)の答えは (b) 11.1% です。
(イ)再検索(「A + B」での検索)の精度
精度 = (検索された適合レコード数) / (検索された全レコード数)
= 80 / 100 = 0.8 = 80.0%
よって、(イ)の答えは (g) 80.0% です。
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(2)検索語「B」のみでの検索結果の最大値
検索語「A + B」で100件のレコードが検索されたことから、「B」のみでの検索結果の最大値は100件から「A」のみの検索結果20件を引いた80件となります。
よって、(2)の答えは (i) 80 です。
この理由は、「A + B」が論理和(OR)演算であるため、「A」または「B」のいずれかに該当するレコードがすべて含まれるからです。「B」のみの検索結果には、「A + B」の結果から「A」のみに該当するレコードを除いたものが含まれる可能性があります。

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