国立大学法人等職員採用(図書系)第二次試験問題 解説(令和5年度/大問9)

図書館

(1日1問解説 9日目。)

過去問は、各地区の国立大学法人のウェブサイトにて公開されています。

下記のページ内に過去問へのリンクを貼っているのでご活用ください。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

大問9(【No. 9】)は英語の読解問題ですかね。

文章は、”San Francisco Declaration on Research Assessment”(研究評価に関するサンフランシスコ宣言)の一部が使用されています。

研究成果を評価する指標として「インパクトファクター」(impact factor)というものがあります。1972年にEugene Garfieldという人物が提唱した指標です。インパクトファクターは、過去2年間においてその学術雑誌に掲載されたすべての学術論文の引用数をその学術雑誌に掲載されたすべての学術論文数で割ることによって計算されます。

研究者は学術雑誌へ論文を投稿しますが、投稿し掲載された学術雑誌のインパクトファクターの値の高さも評価に関わってきます。しかし、実際には学術雑誌の引用数は論文によって偏りがあったりなど、研究成果を評価する指標として欠陥があるインパクトファクターを研究評価に使用するのは避けるべきだ、といったことがこの宣言で書かれています。

“San Francisco Declaration on Research Assessment”の原文は以下のサイトに掲載されています。

・Read the Declaration | DORA https://sfdora.org/read/ [2024.8.7]

-・-・-・-・-・-

《答え》

(1)

 (ア):(c) funding agencies(= 公募により優れた研究開発課題を選定し、研究資金を配分する機関
  日本では「日本学術振興会」や「科学技術振興機構」などがファンディングエージェンシーにあたります。

 (イ):(j) publishers

 (ウ):(ℓ) researchers

-・-・-・-・-・-

(2)

 (a):〇(1項目に書かれている)

 (b):〇(17項目に書かれている)

 (c):×(書いていない)

 (d):×(12~13項目に反対のことが書かれている)

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

【参照元】

・Journal Impact Factor – Journal Citation Reports – Clarivate – Japan https://clarivate.com/ja/solutions/journal-citation-reports/ [2024.8.8]

>>> 次の問題

<<< 前の問題

コメント

タイトルとURLをコピーしました