国立大学法人等職員採用(図書系)第二次試験問題 解説(令和5年度/大問4)

図書館

(1日1問解説 4日目。)

過去問は、各地区の国立大学法人のウェブサイトにて公開されています。

下記のページ内に過去問へのリンクを貼っているのでご活用ください。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

大問4(【No. 4】)は「デジタルアーカイブ」に関する問題です。

「デジタルアーカイブ」とは、「図書館情報学用語辞典 第5版」を引くと、以下のように書かれています。

有形・無形の文化財をデジタル情報として記録し,劣化なく永久保存するとともに,ネットワークなどを用いて提供すること.最初からデジタル情報として生産された文化財も対象となる.

図書館には多種多様な形態の資料が保存されています。紙媒体(本や古文書など)だけでなく、マイクロフィルムやCD-ROM、DVD-ROMなどがあります。(ほかにも、レコードやレーザーディスクとか…)

どの媒体も劣化し、寿命があります。

デジタル化しアーカイブ化することで資料の劣化を防ぎ、後世にも残すということができます。もちろんデータの保管はハードディスク等の記録媒体に厳重に行う必要はあります。

すべての資料をデジタルアーカイブすればよいではないか、という考えもあるかもしてませんが、著作権や出版社の利益を侵害しないこと、人件費等を考慮する必要があり、不可能だと言えるでしょう。

国立国会図書館では、主に著作権の切れた資料をデジタル化し、下記のウェブサイトで公開しています。

・国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/ [2024.8.2]

利用登録をすれば、『送信サービスで閲覧可能』の資料にもウェブからアクセスすることができます。とても有用なサービスだと思います。

《答え》

・(1)

  (ア):(h) 有形・無形

  (イ):(f) ボーンデジタル

・(2)

  (ウ):(e) 国立国会図書館デジタルコレクション

  (エ):(c) 国書データベース

・(3)

  (オ):(e) OAIS

  (カ):(c) IIIF → 「トリプルアイエフ」と読む。IIF = International Image Interoperability Framework = 国際的な画像相互運用のための枠組み

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

【関係ページ】

・国立国会図書館法 | e-Gov 法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC1000000005 [2024.8.2]

>>> 国立国会図書館の設置に基づく法律です。

・国書データベース https://kokusho.nijl.ac.jp/ [2024.8.2]

>>> 「日本古典籍総合目録データベース」「新日本古典籍総合データベース」を統合・発展させた世界最大級の古典籍データベース(2023年3月稼働開始)。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

>>> 次の問題

<<< 前の問題

コメント

タイトルとURLをコピーしました